2003/11/06

ぼくが子どもの頃、みんな未来を語っていた

Clock of the Long Now by Arenamontanus
Clock of the Long Now, a photo by Arenamontanus on Flickr.

yomoyomo さんが ブライアン・イーノが Long Now について語るってのを訳されます。せっかく The Long Now Foundation の話が出たのにこれだけじゃ寂しいから勝手に補足。

プロジェクトサイトの about 'long now' にはダニエル・ヒリスのこんな言葉が書かれてます。

「ぼくが子どもの頃、みんなが21世紀について語っていました。しかし、この30年間ずうっと21世紀を話題にしてきたため、未来というものが毎年1年づつ縮んでしまい、今では、誰も未来について語れなくなってしまったのです。未来が目減りしてしまうような思考パターン、そこからの脱却するために長期的なプロジェクトを開始すべきときではないでしょうか。私は(ストーンヘンジ級の)巨大な時計の建設を提案します。季節ごとの温度変化を原動力とし、1年でひとつ針が進み、100年ごとに音が鳴り、1000年ごとにカッコーが飛び出してくる、そんな時計を作るのです。」

要は「おまいら、もっと長期的な視点でものごとを考えてください」運動です。とりあえず1万年先まで念頭に置く。時計建設はプロジェクトの柱であり象徴ってことですね。役員にはダニエル・ヒリスのほか、スチュワート・ブランド、ミッチ・ケイパー、ブライアン・イーノなど、そのスジの面々が名を連ねています。我々日本人にとって興味深いのは1万年動き続ける時計を考えるにあたり、伊勢神宮の遷宮システムを参考にしているらしいことですね。

姉妹プロジェクトに Long Bets なんてのもありまして、このへんのセンスが類似の「愛と平和モノ」とは一線を画すところでしょう。

一度話題にしてしまったからには、yomoyomo さんの次の翻訳、これで決まりですね。

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