前にも書いたけど、歴代大五郎ナンバーワン、西川和孝大五郎時代の子連れ狼の主題歌は橋幸夫じゃなくてバーブ佐竹の「ててご橋」だよ。佐藤たくみ大五郎より西川大五郎の方が人気あったのに、主題歌はなぜか橋幸夫の「しとしとぴっちゃん」の方がヒットした。勝敗を分けたのはわかりやすさだろうね。「ててご橋」の方はすごくいい曲なのだけど歌も詞も難しかった。「しとしとぴっちゃん」みたいな曲のポイントとなるキーワードがなかった。
けっこうなヒット曲を持っていたにもかかわらずバーブ佐竹という歌手が印象薄いのは、バーブ佐竹ブランドを印象付けるわかりやすい曲にめぐまれなかったということなんだな。
時代劇専門チャンネルでは年末に子連れ狼ベストセレクションが放映されます。今年の大晦日はみんなでしみじみ「ててご橋」だ。