Alice Cooper, a photo by Scott Butner on Flickr. |
アリス・クーパーが何十年も人気を保ち、第一線で活躍している理由というのはですねえ、いつまでも「きみと俺」という悩める青少年に語りかける姿勢を保ち続けているからだと思います。
そんで人というのは年をとっておじさん、おばさんになっても案外まだ「悩める青少年」なんです。まじめに悩めば悩むほど深刻になって、出口が見えなくなってくるんですけど、そんなときでもアリスはニヤりと笑って語りかけてくれるんです。「俺はきみから生まれたんだぜ」って。
ジョン・ライドンも言ってる通り、アリス・クーパーは世界をちょっとだけマシな場所にしてくれた偉人のひとりです。世の中を少しでもマシにしたいと思ってるなら、みんなもうちょっとアリス・クーパーを聴くべきだと思うよ。
俺は極上品、きみが選ぶのは俺しかいない
俺を当選させてくれ
俺は金のロールス・ロイスに乗った生粋のアメリカ男
俺を当選させてくれ
子どもたちが望んでいるのは偽者じゃない、真の救世主
だから俺を選んでくれ
俺の作るルールでみんなを揺さぶってやろう
俺を当選させてくれ俺は決して嘘はつかない
常に冷静な男だ
俺を当選させてくれ
俺は票を獲得しなくちゃならない
学校をどうするかは、前に言ったよな
俺を当選させてくれわたしが当選したあかつきには
新党の結成をお約束しましょう
その名もどんちゃん騒ぎです!
わたしたちは今、たくさんの問題を抱えています
ここ、テネシーはもちろんのこと
ナッシュヴィルもメンフィスも
アメリカ中が問題だらけです
ですが
わたしの知ったことじゃありません俺たちはこの選挙に勝ち
この国を手中に収める
若くてエネルギー溢れる俺ときみが手を組んで
一緒に選ばれようじゃないか