2005/07/31

A New Career in a New Town - デイヴィッド・ボウイ

リバーサイドタウン多摩川。

多摩川の下流ほぼ全域におよぶ広大な住宅地。ちきゅうにやさしいエコな人々の住む町。夏場は背丈の高い雑草に隠れてしまうためわかりにくいが、実際には見た目の倍以上の住宅が存在する。写真は六郷橋付近の区画。住宅地としての歴史は多摩ニュータウンなんかよりずっとずっと古く縄文時代に起源を発している。ときどき多摩川の増水により区画整理が問答無用で実施される。住人も一緒に整理されることがあるらしい。

オラねえ、この風景を見るといつも頭の中で A New Career in a New Town が流れ出すの。

2005/07/29

To Hell With Poverty - ギャング・オブ・フォー

にっぽん全国のいつまでたってもうだつのあがらないびんぼうにんのみなさま。この夏いかがお過ごしでしょうか?こういっちゃなんですがオラはけっこうバリバリだぜ。先ごろ再結成したギャング・オブ・フォーがですね、この週末日本にやってきて富士山のふもとでライブやるみたいですよ。ま、びんぼうでそんなの見にいくひまもお金もないからかんけいないあなたのためにギャング・オブ・フォーからプレゼント。To Hell With Poverty 2005年バージョンを含む3曲の MP3 ファイルがオフィシャルサイトで公開されています。

とりあえずは To Hell With Poverty です。最低300回はリピートして聴き続けましょう。

2005/07/03

ヒースクリフ、わたしよ、キャシーよ (Get Behind Me Satan - ザ・ホワイト・ストライプス)

Top Withens by stevec77
Top Withens, a photo by stevec77 on Flickr.

Get Behind Me Satan ってタイトル?別になんでもないわ。天国はぜんぜん居心地が良くなかったって言いたかっただけ。天国にいる夢を見たの。でもわたし、絶望しちゃって地上に帰りたいって泣いてばかりいたの。そしたら天使たち、怒ってわたしを嵐ヶ丘のてっぺん、荒地のど真ん中に放り出してくれたのね。うれしさのあまり泣きながら目を覚ましたわ。これでわたしの秘密やその他もろもろの説明になってるわよね。

どれほどわたしが彼を愛してるのか。ジャックはわたし以上にわたし自身なのよ。人の魂が何でできていようと、ジャックの魂とわたしの魂は同じものなの。レニーの魂なんかとは日の光が月の光と違うくらい、氷が炎じゃないくらいまったく別物なのよ。

うまくは説明できないけれど、みんなも自分という存在の背後に何かある、何かあるはずだって気付いているわよね。もしわたしというものが、ここにあるわたしでしかないとしたら、わたしが生まれてきた意味なんてどこにあるというの?この世で最大のわたしの悲しみはジャックの悲しみで、生まれたときからずっとお互いの悲しみを感じてきたわ。わたしの人生で何よりたいせつなのはジャックなのよ。この世のすべてが滅びても「彼」が歌い、ギターを弾き続ける限り「わたし」のドラムの音も存在し続けるわ。でももし「彼」がいなくなってしまえば、ほかに何が残っていようと世界はわたしとまるで関係のないものになってしまう。

ジャックのカレンへの愛はいわば木の葉のようなものね。時に連れて変わっていく。冬になれば木の姿もまるで変わってしまうわ。でもわたしのジャックへの愛は千歳の岩にも匹敵するわ。たとえそこから得られる喜びはわずかでも、なくてはならないものなの。わたし「が」ジャックなの。彼はいつでもどこでもわたしの心を占領しているわ。自分のことをいつも自分で好きではいられないように、必ずしも楽しいことではないけど、それこそがわたし自身なの。だからわたしたちが別れるなんて話はもうしないで。そんなことありえないわ。それに...。