Alice Cooper @ Credicard Hall, a photo by Focka on Flickr. |
今月開催されたボナルー・フェスティヴァル、インターネットで中継されたため観た方も多いことでしょう。私も観ました。目当ては最終日の大トリ、アリス・クーパーです。去年のツアーに参加していたギターのスティーヴ・ハンターが今年はいないのですが、その分オリアンティがバンドに馴染み、ゾンビ・メイクをして弾きまくってました。
アリスの場合、出し物が色々あるためか、通常シーズンを通じてセットリストはほぼ固定です。アンコールは Elected で、これで終わりだなって思っていたら、もう一曲やってくれました。インダストリアルなアレンジのイントロで、オリアンティのギターが入ったところで「ああ、よく知ってる曲だ」ってわかりました。よく知ってる曲なんだけど、あれ?これ、何だっけ?
俺が子どもの頃、ママが言ってた
「私たちはみんな、生まれながらのスーパースターなのよ」
ママは俺の髪をカールして口紅を塗り、傷跡を隠してくれた
「あなたはちっとも変じゃないのよ、坊や」
ママは言った
「神様はあなたを理想的な存在として作られたの」
「だからほら、頭を上げて、前へ進むのよ。」
「いい?ママの言うこと、よく聞くのよ」俺には俺だけの美しさがある
だって神は間違ったものを作ったりしないからな
俺は間違っていない
こうなる運命の下に生まれてきたんだ自分を恥じることはない
自分を愛することから、始まるんだ
俺は間違っていない
こうなる運命の下に生まれてきたんだ俺の名前はアリスだって言ったら、親父は腰を抜かしてた
親父には、まるで理解できなかった
化粧をして、行儀悪くふるまったが、そんなのは序の口
変人になることは、罪なんかじゃない
あいつらには、どうすることもできない
俺たちのことなんか何もわからないんだから
いいか?俺の言うことを、聞き逃すんじゃないぞ俺には俺だけの美しさがある
だって神は間違ったものを作ったりしないからな
俺は間違っていない
こうなる運命の下に生まれてきたんだ自分を恥じることはない
自分を愛することから、始まるんだ
俺は間違っていない
こうなる運命の下に生まれてきたんだ
このアリス・クーパーの Born This Way に対するガガ様からのツィート。
@realalicecooper I am not worthy, Sire. The way he changed the words to be about him was so rad. I want to hang out with #FRANKENGAGA
— Lady Gagaさん (@ladygaga) 6月 13, 2012
@realAliceCooper 身に余る光栄でございます、殿。歌詞を自分用に変えて歌った部分もすばらしい。#フランケン・ガガとぜひ共演したい
「身に余る光栄です(I am not worthy)」ってのは、もちろんウェインズ・ワールドのネタ。さすがガガ様は礼儀というものをよく心得てらっしゃる。