枚数限定リリースのアナログ盤 EP 「Forever」はみなさんお手元に届きましたでしょうか?Rough Trade の方は既に売り切れ、National Anthem の方も在庫僅かとなっています。「えっ、知らなかった。そんなのあったの?」という方は、今すぐ注文することをお勧めします。
ハイム(Haim)、音はプロフェッショナルだし、ちゃんとしたプロモーションビデオも作ってるし、ジャケット写真なんかもお洒落なんで、普通にレコード会社と契約してるバンドと勘違いされそうですが、今のところまだ独立系家族経営バンドです。
なので、手がまわんないんでしょうか。色々やってる割には宣伝が行き届いてない感じです。公式サイトのほか、Facebook や Twitter のアカウントもあるんですが、ライヴや EP の販売さえちゃんとアナウンスされていない状況です。
つい先日 Daytrotter で4曲のスタジオ・ライヴが公開されたのですが、これも公式アナウンスが何もありません。しょうがないなあ。えー、今回 Daytorotter で録音されたのは以下の4曲です。
- Honey & I
- The Wire
- Go Slow
- Let Me Go
Honey & I が(たぶん)新曲。Go Slow は EP にも収録されてますね。The Wire と Let Me Go はライヴでお馴染の曲です。ライヴでのワイルドな演奏がハイムの魅力のひとつなんですが、観客のいないスタジオ・ライヴってことで、ちょっと抑えた感じになっています。恒例となっている Let Me Go エンディングの全員ドラム乱れ打ちも入ってませんが、ハイムのちょっと違う面が聴けます。
(2012/07/12 追記)Honey & I は SXSW でも演奏していました。YouTube でそのときの演奏が見られます。
Daytrotter は有料の音楽サイトで登録が必要なんですが、7日間の無料お試しができるので、アカウントを持ってない人はこの機会にお試しください。ほかにも First Aid Kit とか Anaïs Mitchell などのスタジオ・ライヴもあります。
もうひとつ、チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が、Royalty というミックステープを無料公開しており、その中の Won't Stop という曲に次女のダニエルが参加してます。Foever のプロデューサー Ludwig Göransson はチャイルディッシュ・ガンビーノのアルバムもプロデュースしてるので、そのつながりで参加したものと思われます。
最後はこのブログで紹介してなかったヴィデオ、今年の SXSW で撮影されたもので、Go Slow のピクニック・バージョンです。3人揃ってかけ慣れない感じのサングラスをしているのは、通販メガネ・ブランドの Warby Parker がスポンサーになってるからです。