汗が床に滴る, a photo by jennifersaylor on Flickr. |
ここ札幌では連日最高気温が25度を越え、みんな暑い、暑いと言っておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日ご紹介するのはフィリップ・ローバック(Phillip Roebuck)というワンマンバンドの人です。バスドラムとタンバリンを背中にしょって、バンジョーを弾きながら歌う人です。ドラムとタンバリンは踵にくくりつけたワイヤーを使って鳴らします。普段は街角やライブハウスなどでやっているみたいです。ご家庭のパーティなどに出張して歌うこともあるみたいです。俳優もやっていてこんな映画に主演したりしてます。俳優とミュージシャン、どちらが本業なのかわかりませんが、どちらもあまり儲かってるようには見えません。
歌はですね、熱いです。もちろん演奏もこの上なく熱くてスピーカーから汗が飛び散ってきます。歌詞も直球、ど真ん中、真っ向勝負です。逃げも隠れもしません。暑い日には熱いサッポロラーメンがおいしいように、こうゆうサウンドが一番です。
そんなフィリップさんを、炎の男スティーブ・アルビニ(Steve Albini)がプロデュースしたアルバム「Fever Pitch」から「Monkey Fist」をお聴きください。
ハンマーと釘を手に取ってくれ
ぼくらで船を作り、航海に出るんだ
ぼくらで船を作り、航海に出るんだ
嵐を突き抜け、南からの強風の真っ只中を手を貸してくれ、きみの運命にかけて誓ってくれ
ぼくと一緒に来て、きみの役割を果たすんだ
ぼくと一緒に来て、きみの役割を果たすんだ
海峡のはるか彼方に船をとめようロープの先をきつく縛ってモンキーフィストを作ってくれ
日のあるうちに準備を終わらせよう
今夜ぼくらは出発するんだ
水平線のはるか彼方を目指すんだ