昨年10月に亡くなったスリッツ(The Slits)のヴォーカリスト、アリ・アップ(Ari Up)を偲んでのダンスパーティ A Punky Reggae Tribute to Ari Up が昨日イギリスのブリストルで開催されました。
スリッツのメンバー、テッサ・ポリット(Tessa Pollitt)、ホリー・クック(Hollie Cook)をはじめ、エイドリアン・シャーウッド(Adrian Sherwood)、ポップ・グループ(The Pop Group)のマーク・スチュワート(Mark Stewart)など、生前アリと活動を共にしたミュージシャンがたくさん出演したのですが、アリの母親のノーラ(Nora Foster)がなんと特別出演、ヴィヴ・アルバーティン(Viv Albertine)のギターをバックにラップを披露したそうです。
Great evening at The Thunderbolt I Loved playing guitar whilst Nora rapped
ノーラはもちろんジョン・ライドンの妻でもあります。以前ジョンがインタビューで「今まで聴いたことないほど早口のラッパーで、みんながぎょっとするようなすごいドイツ語なまりでラップするんだ」と言ってました。
ノーラはジョンより14歳年上なのでもう70歳近いはずなんですが、アリの母親でジョンと30年以上も連れ添ってきたような人ですからハンパじゃありません。先日の火事のときも「あんたたち、火事の現場の写真が撮りたいんでしょ。さあどうぞ、いくらでも撮りなさいよ」と言わんばかりの堂々とした写真がニュースサイトに掲載されていました。
一度ノーラのラップ聴いてみたいな。YouTube にアップされないかな。