2005/12/04

倒壊の危機(The Body Acoustic - シンディ・ローパー)

シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)のニューアルバム「The Body Acoustic」が届いた。ジャケット見るとなんか FBI ANTI-PIRACY WARNING とか書いてあって厳重警備だぞ。詳しくは http://cp.sonybmg.com/xcp/ をご覧くださいとか書いてあるぞ。ひょ、ひょっとしてこれは今、世間を騒がせている姉歯建築士が設計した Rootkit というやつではないのか?もうリッピングして Ogg Vorbis に変換しちゃったぞ。オ、オラのパソコンも倒壊しちゃうの?

おまけに最後の曲 Girls Just Wanna Have Fun では Cyndi の声とは正反対のばつぐんに気の抜けたコーラスが入ってるぞ。どっかで聴いた声だぞ。なんか日本語でしゃべってるぞ。なんと、日本が誇る最強の Rootkit セナハハンチモニンナモニクニクニの人たちではないか。

2005/11/04

I feel I gotta get up on the roof! (Aerial - ケイト・ブッシュ)

ゴスといえばこの人を差し置いて語ることはできませんのだ。12年ぶりの復活です。ケイト・ブッシュ(Kate Bush)が立派なおばさんになって帰ってきました。ヒースクリフ、あたしよ!窓を開けてちょうだい!

日本でゴスといえばなんかナル入った顔色悪いのが練炭で集団自殺するみたいなイメージがあるのですが、本場のゴスはそんなんちゃうぞ!パワーあり過ぎて、あり余ったパワーに肉体が耐えられなくなって、結果的に死に至ったりしちゃうこともあるのがゴスだぞ!とりあえず「嵐が丘」くらい読め。読んだことないだろ?ゴスの聖書だ。

んでその正統派ゴスの血筋をひくケイト・ブッシュ、かつては王女様くらいだったのが偉大な女王様になって帰ってまいりました。息子もいます。もちろん巻き添えになっています。以前だと何ヶ月も朝から晩までスタジオに籠もってないとアルバム作れなかったのが、今では家事の合間にやってのけます。

ケイト・ブッシュにかかれば円周率もゴスです。洗濯機もゴスです。今さらながらジャンヌ・ダルクも登場します。12年の間に鳥語もマスターしたので、鳥語の歌もあります。アルバムタイトル曲では屋根の上で鳥と一緒になって笑い転げてます。

おまけ
ライドンおじさんと睦まじく談笑するブッシュおばさん

2005/10/28

朝、目が覚めた瞬間

頭の中でアンディ・ギルが Paralyzed を弾いていたら当たりです。

2005/10/19

The Best of British £1 Notes - ジョン・ライドン

The Best of British £1 Notes」はむしろイギリスの音楽の歴史のようなものだ。自惚れで言ってるんんじゃない。真実だ。

Sex Pistols、PiL、ソロなど全キャリアを網羅したライドンおじさんのベストアルバム「The Best of British £1 Notes」、イギリスでは予定通りリリースされました。ただしほかの国では発売延期、ちゅうか発売未定です。

どうやら他国での販売交渉権を Virgin/EMI に渡さず、自ら契約交渉に当たっているもようです。イギリスでの宣伝すらレコード会社に対して「余計なことすんな、全部自分でやる!」と拒否したみたい。だからレコード会社の Web サイトにも載ってない。自分であちこちのインタビューを受けて宣伝してます。このおじさん、昔からこうなの。インタビューったら、いかにレコード会社がアテになんないか、自分でやることがいかに大切かって話ばかりなの。こうゆうモードに入ったということは本気で音楽活動再開しようとしている証。

知ってる人は良く知ってるけど、一般にはあまり知られていないジョン・ライドンの功績はたくさんあるのだけど、そのひとつが「曲のクレジットにメンバー全員の名前を載せる」というやつ。Sex Pistols や PiL の CD 確認してごらん。ちゃんと全員の名前載ってるから。ジネット・リーってお姉ちゃんがマネージメント担当のメンバー(?)として所属していた時期があるのだけど、そのお姉ちゃんの名前が載ってる曲だってある。後続のパンクバンドはみんなわけもわからずこれを真似したのだけど、ずっと後になってから「ああ、そうゆう意味だったのか」って気付いた連中多いはず。

The Rabbit Song はやっぱり新曲でした。以前 Nick Launay と一緒にレコーディングしているというニュースが流れたのだけど、そっちはボツになったそうです。でも弟の Martin と一緒に作った曲が既に10曲くらいあるそうです。The Best of British £1 Notes ツアーもやりたいって言ってるがな。

2005/10/16

Not Great Men - ギャング・オブ・フォー

Gang of Four by forklift
Gang of Four, a photo by forklift on Flickr.

2004年秋、ニューイングランドのとある家庭での会話。

「キャロル、ちょっと話があるんだ」

「何?あたし明日の準備で忙しいの。後にしてくれない?」

「頼むよ。ちょっとぼくの話をきいてくれよ。」

「何よう。また仕事が嫌になったとかの話じゃないでしょうね?」

「あの実は...ギャング・オブ・フォーをさ、再結成するんだ。」

「ギャング・オブ・フォーって...まさかあの20年以上前のヒット曲、『制服のオトコが好き♡(I Love a Man in Uniform)』のギャング・オブ・フォー?」

「茶化すなよ。あの曲は確かにヒットしたけど、意図とは別にゲイ・クラブでウケただけで、ほかにもっと色々あるよ。『欠陥品(Damaged Goods)』とかさ...。」

「そんな曲、今どき聴きたい人いる?懐しの何とかフェスティバルの出演?休暇取れるの?」

「そうじゃなくてパーマネントな再結成なんだ。音楽活動を再開しようと思うんだ。」

「ちょっと待ってよ!仕事は?」

「ぼくの身分で無期限長期の休暇なんて許してもらえないよ。今の仕事は辞める。」

「ちょっとあなた!何言ってんのよ!ぼくにはサラリーマンは向かないとか何とかさんざんごたく並べて仕事を転々とした挙句、やっと今の大学講師の仕事にありついたんじゃない。誰のおかげよ?今まであたしがダンス教室でやっと支えてきたんじゃない!あの娘はもうすぐ小学校なのよ!これからもっとお金がかかるのよ!正気で言ってるの?この間わけのわかんない芸能記者がインタビューに来たときぼくは教師だって言ってたじゃない。田舎のお父さんとお母さんもあれ読んでとっても喜んでくれたのよ!」

「きみには苦労かけて本当にすまないと思っている。でもぼくは今ここで音楽をやらなければ一生後悔すると思うんだ。やり残したことがあるんだ」

「あたしや娘の人生はどうなるのよ?あの馬鹿アンディとジョンは何て言ってきたの?」

「オリジナルメンバーで再結成したいって。デイヴも OK してるって。」

「あんな2人の言うことを信用するわけ?だいたいあの2人、10年くらい前にも2人だけでギャング・オブ・フォーを再結成してしょーもないレコード作ってたじゃない!あなた自身がそう言ってたじゃない!」

「...うん。でも今度はもう一度4人揃って本当のギャング・オブ・フォーでやりたいって言ってるんだ。」

「あたしだってギャング・オブ・フォーが今でも一部でカルト的な人気を誇っていることは知らないわけじゃないわ。悪いけどあなたのためにはっきり言うわよ。ギャング・オブ・フォーのメンバーは誰かったらまずギターのアンディ・ギル。それからボーカルのジョン・キング。ふつう知ってるのはそこまで。それで充分。今やかなりのマニアじゃないとベーシスト、デイヴ・アレンの名前は出てこないわ。ドラマーのヒューゴー・バーナムなんて名前、誰も知らないわよ!冷静になってよ。」

「ぼくら4人じゃないと出せない音があるんだよ。」

「目を覚ましてよ!25年経ったのよ!あなたもうすぐ50よ!ハゲてるし太ってるのよ!」

「わかってる。それでもぼくが叩かなくちゃならないんだ。」

「...ツアーに出るの?」

「うん。」

「それで『貧乏はまっぴら(To Hell With Poverty)』も演ったりするわけ?」

「....うん。」

2005/10/06

Steve Jones インタビュー

ホントはパンクなんて大嫌いだ。パンクなんてほとんどがクソだ。俺はボストンとかクィーンとかスレイドみたいのがやりたかったんだ。

John Lydon インタビュー

「別にピンク・フロイドは嫌いじゃない。何度かデイヴ・ギルモアに会ったことあるけど、すごくいい奴だぜ。」

「ピストルズの大黒柱はポール・クックだった。世界一のドラマーだよ。あまり認められてるとはいえないけど、俺は、すごく尊敬している。」

The Sunday Times October 2, 2005

2005/10/05

Detroit Rockers The White Stripes in Concert

NPRのポッドキャスト。つい先日、9月27日メリーランド州コロンビアでおこなわれたホワイト・ストライプスのライブ。約1時間40分、いつにもましてリキ入ってるだす。えーと、全部で30曲くらいやってるんじゃないの、これ。

2005/09/30

ムラコーに業務連絡

あのライドンおじさんのムシムシ大作戦(John Lydon's Megabugs)がどうやら DVD で出るらしいど。それからライドンおじさんのサメサメ大作戦(John Lydon's Shark Attack)のほうはグリアソン賞とかゆう由緒正しそうなドキュメンタリー映画の賞にノミネートされてる。グリアソン賞の人たちはなかなか見る目がありそうだな。うまくいけばこっちも DVD で見られるかもしれないど。

2005/09/21

ホワイト・ストライプスのグラストンベリー・フェスティヴァル・ライブ

MP3 データが whitestripes.net にアップされてます。有名などろんこ祭りでのライブです。Get Behind Me Satan からの曲が中心ですが、もちろんジョリーンもやってます。いつものように野郎さんたちが目をうるうるさせながら合唱してます。

この whitestripes.net、かれこれもう2年ぐらい、こうやってライブ音源を Web サイトで公開してるんだよ。しかも本家 whitestripes.com のほうからしっかりリンクが張られてるんだよ。

ホワイト・ストライプス側は「レコード会社とか色々アレなのでもちろん公式には認めるわけにいかないけど、非公式に黙認」ってことなのかね?だとしたら太っ腹だね、ジャック。

2005/09/08

ホワイト・ストライプスのスタジオライブ

KCRW っていう FM ラジオ局のサイトでホワイト・ストライプスのスタジオライブ・データが公開されていますのよ。間にインタビューをはさんで Get Behind Me Satan の曲を演奏、たっぷり40分。音だけじゃなくてビデオもありますのよ。

Get Behind Me Satan はストーンズの Beggar's Banquet をも超えちゃってると思いますの。しかもこのヒースクリフとキャシーはいつでもどこでもその音を出せるときてる。

2005/08/26

メグねえちゃんとチョコレート工場 (My Doorbell - ザ・ホワイト・ストライプス)

あぁむせんけなばぅま どぉべる

うぇんにょごな れげ

うぇんにょごな れげ

あぁむせんけなばぅま どぉべる

うぇんにょごな れげ

うぇんにょごな れげ

2005/08/19

ベストオブ1ポンド紙幣 (The Best of British £1 Notes - ジョン・ライドン)

出ます。ジョン・ライドンのベストアルバム。もちろん選曲には何のひねりもありません。ヒット・シングル全部そのまま並べただけの直球勝負です。ん?最後の The Rabbit Song ってのはひょっとして新曲?

DVD も付いてて、ライドン様のサイキック・タラちゃんぶりが堪能できます。

2005/08/11

虹の上から小便 (Oh Yeah - カン)

こんだけしかヒットしない。きみたち、地球は回ってるんだぞ。いっぺん解散総選挙したほうがいいぞ。タゴマゴ。

2005/07/31

A New Career in a New Town - デイヴィッド・ボウイ

リバーサイドタウン多摩川。

多摩川の下流ほぼ全域におよぶ広大な住宅地。ちきゅうにやさしいエコな人々の住む町。夏場は背丈の高い雑草に隠れてしまうためわかりにくいが、実際には見た目の倍以上の住宅が存在する。写真は六郷橋付近の区画。住宅地としての歴史は多摩ニュータウンなんかよりずっとずっと古く縄文時代に起源を発している。ときどき多摩川の増水により区画整理が問答無用で実施される。住人も一緒に整理されることがあるらしい。

オラねえ、この風景を見るといつも頭の中で A New Career in a New Town が流れ出すの。

2005/07/29

To Hell With Poverty - ギャング・オブ・フォー

にっぽん全国のいつまでたってもうだつのあがらないびんぼうにんのみなさま。この夏いかがお過ごしでしょうか?こういっちゃなんですがオラはけっこうバリバリだぜ。先ごろ再結成したギャング・オブ・フォーがですね、この週末日本にやってきて富士山のふもとでライブやるみたいですよ。ま、びんぼうでそんなの見にいくひまもお金もないからかんけいないあなたのためにギャング・オブ・フォーからプレゼント。To Hell With Poverty 2005年バージョンを含む3曲の MP3 ファイルがオフィシャルサイトで公開されています。

とりあえずは To Hell With Poverty です。最低300回はリピートして聴き続けましょう。

2005/07/03

ヒースクリフ、わたしよ、キャシーよ (Get Behind Me Satan - ザ・ホワイト・ストライプス)

Top Withens by stevec77
Top Withens, a photo by stevec77 on Flickr.

Get Behind Me Satan ってタイトル?別になんでもないわ。天国はぜんぜん居心地が良くなかったって言いたかっただけ。天国にいる夢を見たの。でもわたし、絶望しちゃって地上に帰りたいって泣いてばかりいたの。そしたら天使たち、怒ってわたしを嵐ヶ丘のてっぺん、荒地のど真ん中に放り出してくれたのね。うれしさのあまり泣きながら目を覚ましたわ。これでわたしの秘密やその他もろもろの説明になってるわよね。

どれほどわたしが彼を愛してるのか。ジャックはわたし以上にわたし自身なのよ。人の魂が何でできていようと、ジャックの魂とわたしの魂は同じものなの。レニーの魂なんかとは日の光が月の光と違うくらい、氷が炎じゃないくらいまったく別物なのよ。

うまくは説明できないけれど、みんなも自分という存在の背後に何かある、何かあるはずだって気付いているわよね。もしわたしというものが、ここにあるわたしでしかないとしたら、わたしが生まれてきた意味なんてどこにあるというの?この世で最大のわたしの悲しみはジャックの悲しみで、生まれたときからずっとお互いの悲しみを感じてきたわ。わたしの人生で何よりたいせつなのはジャックなのよ。この世のすべてが滅びても「彼」が歌い、ギターを弾き続ける限り「わたし」のドラムの音も存在し続けるわ。でももし「彼」がいなくなってしまえば、ほかに何が残っていようと世界はわたしとまるで関係のないものになってしまう。

ジャックのカレンへの愛はいわば木の葉のようなものね。時に連れて変わっていく。冬になれば木の姿もまるで変わってしまうわ。でもわたしのジャックへの愛は千歳の岩にも匹敵するわ。たとえそこから得られる喜びはわずかでも、なくてはならないものなの。わたし「が」ジャックなの。彼はいつでもどこでもわたしの心を占領しているわ。自分のことをいつも自分で好きではいられないように、必ずしも楽しいことではないけど、それこそがわたし自身なの。だからわたしたちが別れるなんて話はもうしないで。そんなことありえないわ。それに...。

2005/06/20

フランスのオタク少女 - エミリー・シモン

Java がつまんなくて、ペンギンの壁紙なんか探してたら、 こんなところ へ辿り着いてしまいました。ごめんなさい。なんかペンギンの映画みたいです。

日本でも上映してるみたいです。このページのバックで流れる曲がちょっと気になった。けっこう 電気の鳴らし方知ってるな って感じ。映画音楽はエミリー・シモン(Émilie Simon)って名前のねえちゃんが一人で作ったらしい。

ロリ声で世間をあざむこうって魂胆らしいが、オラの目はごまかせないぞ。おまえ、オタクだな。しかも、かなり筋金とかコンデンサ入りの。

ホームページ見たら ステージ写真 があった。ほらほらほら、案の定、配線むき出しの変な機械を腕に巻き付けてうれしそうに歌ってる。

2005/06/06

イーノの曲がダウンロード購入できるようになった

Another Day On Earth はまだだけど CURIOSITIES Volume ICURIOSITIES Volume IIJANUARY 07003が購入可能。試しに1曲買ってみたら 192Kbps の MP3 で、おお DRM なし だよ。ただしダウンロードのスピードが遅くてえらい時間がかかる。

ところでこの recoredstore.co.uk、オアシスのアルバムもダウンロード販売してるんですけど、 ダウンロード・チャートを見てみるとオアシスを抑えてイーノが1位になってます。うっそお。

2005/06/05

オノ・ヨーコをナメてはいけない

1980年以降のオノ・ヨーコ作品はオラも聴いてないんだけど、1970年代のやつはものスゴいんだよ。どれくらいスゴいかというと背中を丸めてヨーグルト食べてたムラコーが突然「なっ、なんすか!これ?」って振り返るくらいスゴい。

いやマジな話「フライ(Fly)」などのアルバムが後のインダストリアル系アーチストに与えた影響ははかりしれないものがあります。嘘だと思ったらぜひフライの1枚目(2枚組のアルバムなんです)を聴いてみてください。Mind Train のビート、今聴いてもめちゃカッコいいよ。Mrs. Lennon なんかすんごくうつくしいよ。

あ、でも Fly の2枚目は封印しなければなりません。危険過ぎます。半減期が超長いんです。プルトニウムに匹敵します。

かつては世界中を敵にまわして一歩も引かず、70歳過ぎた今も こんなカッコしてる ようなババアですから、ハンパな気合では勝てません。

2005/05/29

ブルー・オーキッド - ザ・ホワイト・ストライプス

ホワイト・ストライプス(The White Stripes)の新曲「ブルー・オーキッド(Blue Orchid)」のビデオがオフィシャル・サイトで公開されてます。今回の監督はフローリア・シジスモンディ(Floria Sigismondi) 。つまりごす、ごす、ごす。

クラシックなドレスに身を包み、床にぺたんとすわってあちこち叩きまくるメグねえちゃんがとてもめんこい。

それからゴスなみなさん、今日からお出かけは絶壁ハイヒールで決まりです。

2005/05/20

イーノです。15年ぶりに歌います。聴いてください。

Another Day On Earth ですって。歌うんですって。 ジョン・ケールとの共作 Wrong Way Up 以来15年ぶりです。

Wrong Way Up はすんばらしくうつくしいアルバムだったからね。あれ以上のものを期待してしまうだ。

2005/05/19

ホワイト・ストライプスのサイトがリニューアルされました

今度の Flash アニメーションはなかなかアレ風でアレです。

ビデオ・クリップもいくつかアップされてます。ジョリーンのビデオでは会場にいる野郎さんたちが一斉に裏声で じょりん、じょりん、じょり、じょりひぃいぃん と歌い出すところがとても感動的です。

2005/05/15

ブライトン・ロック - グレアム・グリーン

わっすれられないのおー、と「ブライトン・ロック」の関係」

これは気付かなかった。確かにそうかも。丸谷才一氏による訳が「不良少年」というタイトルで出版されたのが1952年だから充分あり得る。

2005/05/09

Oh My Love ラジオから愛のうた - 坂本冬美

HIS が復活したんだぞ。駅前でチラシ配ってる旅行会社のことじゃないぞ。細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美の3名からなるスゥパァグループのことだぞ。すごいんだぞ。坂本冬美なんかセーラー服でコブシきかせて いええぇい っていうんだぞ。

あー、でも清志郎 旅行会社の CM でも歌ってたな。まぎらわしいな。

それにしても NHK、 さては今年の紅白に清志郎出すつもりだな。いいのか?知らないぞ、どうなったって。

CD は東芝EMIから。東芝恵美じゃないぞ。

2005/05/08

Nico が弾いてたハーモニウム

ハーモニウムを弾いてる ステージ写真 みつけた。なんかロゴがついてるぞ。んー、よく見えない。SIKA?SINA?あー BINA か。デリーの楽器メーカーだ。

おなじサイトに 若き日のアンディ・ギル様 の写真もあった。音から想像するイメージとぜんぜん違います。パンクじゃありません。シャツのボタンを上まできっちり留めて、とても礼儀正しそうです。

2005/05/05

WITH_TEETH - ナイン・インチ・ネイルズ

神奈川に戻ってきた。すっげーあったかいよ。お天気もいいよ。イトーヨーカドー武蔵小杉店へ行ってせんたく用の石けんとナイン・インチ・ネイルズのニューアルバム「必死だな」を買ってきたよ。

あれだな。ナイン・インチ・ネイルズ、元気いいな。からだの調子いいみたいだな。きっと朝ごはんをちゃんと食べるようになったんだな。

2005/05/03

GOF といえば普通こっち

jwz 様がギャング・オブ・フォーの再結成ライブを絶賛しております。ナイン・インチ・ネイルズそっちのけで絶賛しております。この連休、なんとかパターンがどうたらこうたら、くだらない本読んでるヒマがあったらギャング・オブ・フォーを聴け!とおっしゃってます。

とりあえず jwz 様の指示通り Brief History Of The 20th Century を買ってきましょう。それから To Hell With Poverty! は300回くらい聴きましょう。

2005/04/15

Johnny B. Goode さん死去

なんと。ズタ袋に入れたギターをしょって山を下りてきたのは Good さんじゃなくて Goode さんだっただか。オラ今になって気づいたよ。

すまん Goode さん、成仏してくれろ。

2005/04/04

t.A.T.u. が MP3 ファイルをオフィシャル・ サイトで無料提供

すごい!今気づいたよ。いつからこうなってたの?よくある冒頭30秒だけってやつじゃないよ。まるごとだよ。しかもロシア語版、英語版それぞれのアルバム、シングル、リミックス、公式リリースほとんど全部じゃないの?こんな重大ニュースをなぜ北海道新聞は報道しないんだ?

アメリカや日本がもたもたしてる間にロシア芸能界が世界を征服する日も近いな。なすにゃだごにゃ。

もちろんおすすめはロシア語版だ。さあ、ロシア語のきもち良さを自分の耳で確かめたまえ。なすにゃだごにゃ。

2005/04/02

コーヒー&シガレッツ

普段はエイリアンやバイオ研究所のゾンビと戦ったりする映画しか見ないオラですが、今日は特別に渋谷までメグねえちゃんを見に行ってきました。シネセゾンとかゆうとこで、すたいりっしゅな映画ばかりやってるとこみたいです。入り口でネスカフェの脱脂粉乳入りペットボトル配ってました。

コーヒー&シガレッツは10本くらいのモノクロ短編をつなぎ合わせたオムニバス形式の映画。登場人物がコーヒー飲んでタバコ吸いながらたわいもない話をするだけ。メグねえちゃんは期待通り終始仏頂面で「テスラコイル?動かしてみてよ。ふーん。まあまあじゃん。」って役で100円ライター使ってた。イギー・ポップはコーヒー皿の上に紙ナプキン敷いてカップ置いてた。あとゴースト・バスターズの隊長が洗剤でうがいする役で出てた。鼻から勢い良く煙を吐き出すおねえさんの話では crimson and clover がひたすらいやがらせのようにエンドレスでかかっていた。

この映画、あれなのよ、長過ぎなのよ、石本さん。映画の中の人はみんなしてコーヒーがぶがぶ飲みながらタバコ吸ってるのに、こっちは黙ってじっとそれ眺めてなきゃなんないの。つらかった。えー、まだ続きあんの?もういいよ。やめようよ。やめてタバコ吸おうよ。コーヒー飲もうよ。てな具合でやっっ

と話が終わって最後に流れた曲はイギー・ポップの Louie Louie。

るいるい おぉ べいべぇ あいがらごーなう

そうだよ。早いとこ行かなくちゃならないんだよ。こら、そんなとこでゆっくりエンドロール見て余韻にひたってんじゃねえよ!さっさと立って通路あけれ!おまいらタバコなんて映画の中の登場人物しか吸わないと思ってるんだろ?わかったよ。隅にいってネスカフェのペットボトルでもしゃぶってな。オラはドトールに行くだよ、ドトール。このへんドトールないのか?カフェインとニコチンのオアシス、ドトールどこだ?

2005/03/30

ホワイト・ストライプスのニューアルバム

レコーディング完了だって。発売は6月だって。ツアーも始めるんだって。

今週末はみんなで メグねえちゃんを見に行こう

2005/03/21

Тату работают над альбомом

ロシアから愛をこめてお知らせするだ。t.A.T.u. のセカンド・アルバムがこの春後半いよいよリリースされるだ。ロシアで春の後半ちゅうとたぶん6月だと思うだ。ファースト・アルバム 200 по встречной から実に5年ぶりのリリース。

ファースト・アルバムをまだ持ってない人は今すぐ買いに行くように。英語盤はだめ。ロシア語盤だからね。間違えないように。

2005/03/11

たかこちゃんと労働市場の流動性 (All The Madmen - デイヴィッド・ボウイ)

今日は朝起きた瞬間から脳内でデイヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「All the Madmen」が

だいあふただい ぴぽぽぽぽぽぽ ぜいせんまいふれんざうぇい ぴぽぽぽぽぽぽぽ

とリピートしていて昼になってもまだ鳴り止まないのだ。言うまでもなく、たかこちゃんのリコーダ奏法はこのぴぽぽぽぽぽぽの影響下にある。「All The Madmen」が彼女のリコーダを通じて日本の労働市場、ひいては経済全体の中長期的なパフォーマンスに与えた影響ははかり知れない。

2005/03/10

2005年『SXSW』音楽祭、750曲以上をP2Pで一括配布

一気に750曲無料配布というのはインパクトあるね。今ならピアが多いからあっという間に落ちてくるよ。

出たばかりの BitTorrent 4.0.0 でお試しください。

2005/02/21

ムラコーと吹雪

全国18人くらいのムラコーファンのみなさんこんにちは。このところムラコーねたが少ないぞと苦情をいただいているのですが、最近ムラコーはオラに心を開いてくれないんです。

先週末の夜、ムラコーは吹雪の中で苦境に立ち向かうボノのまねをしていました。ムラコーは雪の中を転がりました。そのとき肩にげきつうが走りました。ムラコーの肩の骨がはずれました。ムラコーはシャウトしました。メル・ギブソンみたいに直そうと思ったけど痛くてダメでした。腹減ってるせいかなと思ってラーメン食べたけど直りませんでした。寝たら直るかなと思って一晩寝たけど直りませんでした。しかたなく整骨院へ行きました。

2005/01/05

新春名曲シリーヅ: Scarecrow

ピンク・フロイドが1967年に発表した曲で邦題は「黒と緑のかかし」というのだ。この曲が8年後の「まんが日本昔ばなし」に与えた影響ははかり知れない。番組のナレータに岸田今日子ではなく 赤い殺意 の市原悦子が選ばれたのは偶然じゃないのだ。

つまり我々はシド・バレットの落し胤なのだ。